そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

憲法記念日

昨日の憲法記念日
くまもと県民交流館パレアのパレアホールで行われた
白井聡さんの講演会に行く。
彼の『永続敗戦論』には痛く感動したので、
一度話を聞いてみたかった。
石原慎太郎東京都知事をやっていたとき、
自分の周りでは誰一人石原氏に投票した人はいなかったのに、
当選してしまう、一人の交際範囲は限られたものである、
と白井氏は言ってたが、これこそ安倍政権の支持率の正体だろう。
本質と言っていいかもしれない。
私は断然安倍政権を支持していないし、
ネット上ではもちろん、身近でもそう言っている。
しかし、例えばラジオ体操に集まる人たちに
特にそういう話をするわけではない。
では、いつ?

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追悼式式辞

全国市議会旬報4月5日発行第2008号に
東日本大震災6周年追悼式の記事があった。
安倍総理式辞が首相官邸HP出典で引用されていた。
誰かが、原発事故への言及がないと書いていたが、
改めて読んでみると確かにない。

「かけがえのない多くの命が失われ、
東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした
東日本大震災から6年の歳月が流れました」

「震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を、
常に顧みながら、英知を結集して、防災対策を
不断に見直してまいります。政府一丸となって、
災害に強い、強靭な国づくりを進めていくことを、
改めてここに固くお誓いいたします」

東日本大震災はいわゆる自然災害だけを指す、
という政府見解があるのかもしれない。
もしそれが出されたのが民主党政権のときのことならば、
安倍首相がしつこいほど言及する「前政権」に於いては
まったく酷かった的な比較と言い回しで、
民主党政権を批判すべきではなかろうか。

この式辞の原文を書いた人は、
意図的に原発事故について外している。
そうでなかったら、まったく現状認識ができていない、
ということがよくわかる。