そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

交通アドバイザー会議~7?/?/1999?

 九州運輸局の交通アドバイザーに選ばれて、昨年の12月から3回の会議に出席した。座長の渡辺治千賀恵先生が専門家である以外は、公共交通機関を普段よく利用するという7名の集まりであった。会議では、私達が日頃感じている疑問や意見に対して、各交通事業者の代表の方がきちんと回答してくれたし、私達利用者の生の声も先方に届けることができたと思う。それから先は企業や行政のやる気の問題である。

 関係省庁や県・市では、それぞれの立場でCO2削減や交通渋滞の緩和のために、幾つもの検討がなされているようだが、私はあまり期待していない。車の利便性や快適さを多少犠牲にしても、公共の福祉を優先させるほど個人は成熟していないし、猫の首に鈴をつけるような交通政策を打ち出せる政治家も皆無だからである。

 微力ながら交通アドバイザー会議では、8月1日から14日まで「公共交通機関利用促進」キャンペーンを行なうということを一つの成果とした。街角で明るい絵柄のこのポスターを見かけたら、電車やバスの必要性について県民一人ひとりが考える機会にしてほしいと思う。

Then and Now : 熊本日日新聞「読者のひろば」不採用。これは、掲載されると思っていたのだが、あまりにも狙いすぎだったか。