そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

週刊クンタキンヤ~4/23/2002・k207

 ちょっと前のことだけど、仕事で島崎2丁目公園のそばを通りかかったら、多分近くに住んでいると思われる若いお母さんたちが、何人かそれぞれに小さい子どもを連れて、何か楽しそうにお喋りしているところだった。

 私の子どもたちがあの年のころ、私たち夫婦は、戸島町に住んでいた。あの頃、テン・イヤーズ・アフターなんか考えもつかなかった。
 10年間は短いんだけど、もう戻れないあの頃を思うと、気の遠くなるような彼方のことになってしまったことに気づく。

Then and Now : 「くまにち・すぱいす」不採用。この文章からは伝わらないが、すごくセンチメンタルになると同時に、胸を爽やかな一陣の風が吹き抜けて、甘い記憶の午睡を楽しんだのだった。ような。