そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

団塊世代のアイコン

 熊本日日新聞に「夢見たものは今 ~団塊世代のアイコン」という記事が連載されている。共同通信社で作ってるんだろうけど、9月25日付第34回での、女優の有馬稲子さんのコメントが光っていた。

 「団塊世代」論はたぶん、会社人間をまとまった量で把握するのに便利な理屈。個人同士の関係ではあまり意味がない気がしますね。

と、いうもの。それでもやはり、世代的には一括りに出来る部分もあると思う。そのひとつが学習指導要領などの教育施策や、教科書みたいなものである。といっても、たとえば東京と熊本では当然環境も状況も違うから、まったく同じには育たない。
 そこが面白いところであり、時代の変化に柔軟に対応できる部分だと思う。安倍総理の構想の「すべての子どもに」とか、国直轄の統制には進化論的な危うさが伴うと言ったら、大袈裟でしょうか。