熊日のPEAP2月号が届いた。
例によって「Coozyのお気に召すまま」へ一言のコーナーです。
今回は、8年ぶりに夫婦2人だけで、食事に出たはいいが、
話題が(自分たちの)子どものことばかりなので、
これでいいのか、いや、これでいいのだ、
自分より大切な存在である子どもたちの成長が
唯一無二の幸せなんて、すごーくオトナにいいじゃない?
という話なのだが、
そういう思いを抱けていた頃のことが
走馬灯のように私の頭を駆け巡る。
Coozy、君にも分かる日が来るよ。
大人になるというのは、
子どものことを単純に自分より大切だと
心から思えていられる日があったことが
夢のように思えるようになることだと。
それが次の段階であり、試練なのだ。
えっ?!
そんなのうちだけ?
梅田千津子さんの「だって、しようがないじゃない。」vol.10はというと、
18歳年上の安定した仕事と地位を持つバツイチ男のもとに嫁いだ女が主人公。
自分には贅沢させないくせに、
その稼ぎを、別れた娘にはがんがん使っていると
怒り心頭に発した彼女は、家出する前に
夫の隠し事を暴きたてようと家捜しするという話。
これらのストーリーは、主人公の女に同情を集めるためにではなく、
苦しみなさいよ、怒んなさいよ、と彼女を蔑(サゲス)ませることが
目的であるかのようだ。