昨日の山下達郎サンデーソングブックで、
久しぶりに、パーシー・フェイス・オーケストラの演奏する
「エイプリル・フールズ」を聞いた。
映画『幸せはパリで』の主題歌で、サントラ盤もある。
カトリーヌ・ドヌーブのセリフが収録されていて、
それだけで価値ある1枚だ。
ただ、サントラ盤と呼ばれてはいるが、
パーシー・フェイスの演奏は、確か映画では使われていない。
主題歌は、デイヴィッド=バカラックの黄金コンビの作品であり、
バカラックが「私の宝石」と呼んでいたと言われる
ディオンヌ・ワーウィックが歌っている。
だが、契約の関係か、シングルのみ。
映画音楽自体の担当は、マーヴィン・ハムリッシュ。
後に『スティング』で、あんなに素晴らしい仕事をするなんて、
誰も想像しなかっただろう。
中学3年頃、この「エイプリル・フールズ」を訳詞したことがある。
作詞家としては、ビートルズより、ハル・デイヴィッドの方が、
優れているような気がしていた。
『M*A*S*H』のサリー・ケラーマンも出ていたのは、忘れてた。