そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

風をあつめて・くまもと市電結節決戦 2

熊本電鉄は、鉄軌道の存廃を人質に取って、

熊本市電との結節を迫ったのだから、

熊本市を主体とした県、合志市の態度に対しては、

電鉄線の廃止しかないだろう。

ただ、それが公共交通事業者として、これまで

散々補助金をもらってきた会社のすることか、

と非難されても仕方がない。

変電設備等の都合で、本数を増やせない

今の菊池電車の輸送能力を考えると、

2両連結のバスを専用道を走らせるという選択肢も

まあ仕方がないかという気がしないでもない。

しかし、問題は、藤崎宮前駅から先をどうするかということだ。

そのまま水道町、あるいは交通センター方面に走らせるなら、

3号線の渋滞を理由にした市電結節断念の論拠は崩れる。

また、藤崎宮前駅で乗り換えなんかにしたら、

ちっとも便利じゃないので、

利用者が増えるわけがない。

つまり、何もせず、菊池電車を廃止させるというのが、

最も合理的な判断ではないだろうか。