そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

小泉の書評・二人の秘密の記憶

3月23日の本よみうり堂で小泉が取り上げたのは、

岸田今日子さんの『二つの月の記憶』講談社刊 1500円

「私達は別れる時に、いつも

『またね』と言って軽く抱きしめ合った。

それは二人の儀式のようだった」

うっかりしていたが、二人とも同じ

今日子でしたね。

実は少し前に、蔦屋書店三年坂店で、

ぱらぱらとこの本を立ち読みして、

あれ、岸田さん、亡くなったんじゃなかったっけ、

という印象を受けたのだった。

そのエロティシズムが新鮮で、

生き生きしていたからだ。

変な表現だが、

とても死んだ人が書いたものとは思えなかった。

小泉もいい仕事してます。