太平洋戦争後、いかにして日米同盟が生まれ、
結束を強めてきたかという連載が読める。
私は暗記が苦手なので、歴史をちゃんと勉強したことがない。
高校程度では、いずれにせよ、戦後については、受験に出ないということで
省略されていたのだが。
日米には、いくつもの密約があったらしいが、
日本政府はずっと否定し続けている。
例えば、沖縄返還協定の復元補償費。
1995(平成7)年、ビル・クリントンが新情報公開制度を発足させたので、
密約関係の文書が次々に公開されていて、
日本政府が否定していた密約の存在が、
明らかにされているのだが、
それでも政府は認めない。
だから基本的に、私は日本政府の言うことを信じない。
それに関係なく、国を信用したことはあまりなかったので、
いまさら「何をおっしゃる兎さん」なのではあるが。
ちなみに、4月16日分には
「国を挙げて偽証」というサブタイトルが掲げられている。
「いまも秘密にしておく価値とは何なのだろうか。
80年代に始まる同盟深化のプロセスをたどってみる」と
①は結ばれている。続きも読まなくちゃ。