そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

女たちよ!

女たちよ!

先月、HONDAの新型オデッセイを買えるくらいのお金をかけて、わが家の水回りを改築した。

ジョージ・クルーニーにはなり損ねたけれど、湯舟に浸かって読書という至福を味わえます。

車検もないしね(笑)

で、村上春樹の『風の歌を聴け』に続いて読んでいるのは、

伊丹十三さんの『女たちよ!』文春文庫版。

現在は新潮文庫に移ってるけど、やっぱ矢吹申彦さんのイラストじゃないとね。

もちろん、ジャケットは脱がして入るんですが。

最初に読んだのは、加藤和彦氏が、オールナイトニッポンのパーソナリティをやっていた頃。

寝る前に読むのは、伊丹さんのエッセイなど、というのを聞いて(そういう文章を読んだのかもしれないが)。

1975年に文庫第一刷だから、33年前。

内容に古色あれど、それもまた趣。つい時間を忘れそうになるのが困りもの。 もちろん古びない含蓄も多い。

それと、私自身がいかに、伊丹さんの影響を受けたかが再認識される。

受け継ぐもの、それが文化だから、オリジナルって何よ、です。

Reading in a bathtub.