そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ウッドストックがやってくる

少年のころは、大人になれば、
レコードを好きなだけ買えるようになると、
そう信じていた。
いっときは、そういうこともあったけれど、
人生なかなか思うようにならない。
ほしいものが、増える一方ということもあるけれど、
ま、我慢も覚える。

今年は、通称ウッドストック・コンサート40周年で、
ボックスセットがリリースされたりしている。

ところで、そういうわけなので、私はTSUTAYAで
昔の2枚組CDを借りてきた。
そして、夏の終わりをしっかり味わっている。

で、ウッドストックを企画した人物やスタッフについて、
書かれた本がありそうなものだと思っていたところ、
偶然にも、この本を見つけた。

エリオットは、ゲイのユダヤ人で、
悲惨な人生を送っていたらしいのだが、
たまたま、会場がドタキャンになって、
開催が絶望的になってたウッドストックのスタッフと出会い、
マックス・ヤスガーを紹介する。
そう伝説のヤスガーズ・ファームのオーナーだ。
(うまく行ったから、伝説になったんだけどな)

多少脚色しているかもしれないが、
ヤスガーさんが、一日50ドルで貸すと言っておきながら、
評判が立つうちに、五千ドルから、五万ドルに
使用料を吊り上げるところがおかしい。

そういう世代だから、
いつまでも、そういう話に弱いのだ。
Talking Woodstock.
トム・モンテ,エリオット・タイバー
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