そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

セーラー服なんて大嫌い

 か細い君の肩を のぼってゆくと
 そこは きみの遥かな うなじなのです

これは、私が高校生のときに書いた歌詞です。
このあとに、

 ぼくはセーラーマン 
 ぼくはセーラーマン
 君を征服するからね

と、続くんですが、
これ1曲で、『センチメンタル』当時の井上陽水に勝てると
私は思ったものでした。
傍から言わせると、これ1曲しかないじゃないか、
だったかもしれませんが。
私が高校生のころは、大学紛争の余波もあって、
髪を自由に伸ばさせろ、とか
制服を廃止しろ、とか喧(カマビス)しかったとです。
都立高校の制服が無くなったのは、
そういう時代背景があったように記憶しています。

しかし、私はそのころ、
セーラー服が嫌いになれなくて、
というか、セーラー服が好きだったというより、
それを着ている女子(複数)が好きだったので、
制服廃止を主張することに躊躇したのでした。
というか、長髪が先でした。

で、なんでセーラー服の話題にしようと思ったのだったか。
枕を書いているうちに、忘れてしまった。

16歳の私は、夏の終わりのある夜、
文化祭に情熱を傾ける東京の高校生たちの
ドキュメンタリーを、NHKテレビで見た。
内容は忘れたけれど、
それに感化された
私は私で熊本で頑張ったのだが、
どう頑張ったのか。
どうもそれも、あまり思い出せないなあ。




Don't unclothe a middy and skirt.