そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

よろしく哀愁

郷ひろみと私は同い年だ(正確には、同学年)。
因縁めいたものは何もないが、
共に年を重ねてきたので、
彼の歌と思い出は重なるところが多い。

※「裸のビーナス」については、過去記事にあるので、
興味のある人は参照ください。

実は、この記事は11月11日に書いているのだが、
今日の昼間、FMで「よろしく哀愁」が流れてきた。
安井かずみ作詞 筒美京平作曲。
歌詞も素晴らしいが、曲との一体感がまた素晴らしい。

歌いだしはこうだ。
「もっと素直に僕の 愛を信じて欲しい」
郷ひろみのちょっと鼻にかかった声もたまらない。

サビの「会えない時間が 愛育てるのさ」。
これほど格調高く、愛の真実を語る言葉を私は他に知らない。
(なんて大袈裟な!)

そして、2番の
「いちいち君が泣くと 他人(ヒト)が見ているじゃない」
歌詞とメロディ、そしてシチュエーションの融合!

「疲れた日の僕を そっとねむらせて」
これでくすぐられない母性本能が、この世にあろうか。
これを西城秀樹が歌っても、だめなんだなあ。
野口五郎では、べたつき過ぎる。
やっぱり郷ひろみしか、いないと思う。

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ただ、歌謡曲の名曲だとは思うが、
それにまつわる特筆すべきエピソードはありません。





Time when we shouldn't meet brings up love.