そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

プリンティング・シングズ

16日土曜日、フジテレビ系で放映された
阪神大震災から15年」というドラマ。
神戸新聞社で当時働いていた人たちの
コメントを交えながら、櫻井翔君を中心に
あの日から7日間、神戸新聞社の記者たちが、
職業として、また人間として、その社会的使命と
被災者としての立場、感情とどう向き合ったか、
戦ったかの記録を、
淡々としたフィクションにしていた。
煽(あお)りが見られなかったのは、
ご本人たちが出演しているからだとも思う。

15年前、携帯電話やデータ通信の環境が
今ほど発達していなかったので、
新聞の製作・発行がいかに大変だったことか。
カメラだって、デジカメじゃないし。

だが、この2010年と大きく違うのは、
印刷された新聞の意義だと思う。
新聞社としては、いま同じような大災害が起きても、
紙媒体で、どうしても届けなければならないという
そういう世代の人が、かなり残っているだろう。
でも、情報の受け手としてはどうだろう。

今でも、印刷された号外が発行されるんだから、
それと同じである、とは言えないだろう。

個人的には、まだまだ印刷されたものを読みたい。
新聞でも本でも。






I want to read printed articles.