そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

正義の改革者

新聞がたまってしまった。

1月24日の熊日読書欄。
出久根達郎が読む」では、
『達成の人 二宮金次郎早春録』が取り上げられている。

「誰も声高に言わないが、
誰もが心中に願っているのは、
平成の世直しである。
世直し大明神の出現であり、
正義の改革者、救世主待望論である。
歴史上の人物でいうと、
果たして誰だろう?
幕末の日本を「洗濯」しようとした坂本龍馬
だろうか?
いや、違うと思う。
現代の日本に必要な偉人は、
二宮尊徳ではあるまいか」

もっと、引用する。
「二宮が提唱した村の常会は、本来、
困っていることや、こうしたらよいと思うことを、
村人が遠慮なく語りあい、
問題の解決をはかる集会であったが、
時の政府は戦争遂行の団結の場に
すりかえた」

現代にも通じる。
だから、本にもなる。

クリント・イーストウッドは、こう言ったそうだ。
「いくつになっても学ぶことはできる」



You're never too old to learn.