そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

鉄骨

NHK土曜ドラマで、ついに始まった「鉄の骨」。
原作本は借りっぱなしで、まだ読んでない
(図書館からではありません。念のため)。

小池徹平くんは、予告のときから、
意外といいかも、と思っていたら、かなりよかった。
まだ、第1回目なのに、始まってすぐと、
約40分経過後と、すでに顔つきが変わっていた。

談合をつかさどるゼネコン各社の業務担当の顔ぶれが、
なんか、こんなふうな人たち、いたよなあ、という
この臨場感は、3Dです。
小池徹平くんの上司を演じる豊原功輔が実にリアル。
リアルさを感じさせるのは、
おそらく原作で、きっちり作りこまれていたからだろう。
ちょっと無頼な、こういう営業マンは現実には、
もはや存在しえないのではないだろうか。
原作者もどこかで語っていたが、
入札制度が変わってしまったので、
このドラマのような談合のやり方は過去のものだ。

正義というのは、
自分がどちら側の人間かということで、
変わってしまう、相対的なものだ。
とはいえ、つい懐かしさで見入ってしまう私は、思えば、
あまりクリーンな人間ではなかったのだ、ということを
認識させられるのでした。


番組オフィシャルサイトは、こちら


富島平太役の小池徹平くんの恋人役
臼田あさ美嬢は、目のつけどころがNHK。
これで名前を覚えました。

Steel frames.