そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

公職一代男の戯言

ハンドルネームというか、
クンタキンヤをペンネームとして使い始めて
早35年ぐらい。
クンタキンヤで開始したこのブログも、
当初より本名の「上田欣也」名義で
熊日に投稿した文章をアップしていたので、
虚実入り混じっていたと言えないこともない。

検索で私のエントリーをヒットした人にとって、
実名か匿名かという問題はあまり関係ないだろう。
そのワードに興味を持っただけだから、
私の書いたその該当文章を全部読むまでもなく、
さっさと次に行く人が大半ではないか。

で、その検索キーワードの話であるが、
昨日、「上田欣也 公職選挙法違反」というのがあって、
うわっ、と驚愕してしまった。
ことほど左様に、政治家は公職選挙法に弱い。
私も政治家となったので、ほんとに怖い。
別に違反などしていないと信じているが、
「君、さっき一旦停止しなかったね。厳密に言うと」
という道路交通法違反も、身に覚えがあるかないか、
微妙な多覚症状なのだが、
点数とか罰金とか、そんな甘いものではない制裁が
公職選挙法違反には待っている。

失職である。

自分が知らないと言っても、
選挙運動の実質的責任者が間違ったことをやると、
連座制というやつで、辞めなければならなくなる。 

だから「上田欣也 公職選挙法違反」なんてワードで
検索かけた人は、私を相当嫌っているのだろう。

そうはいうものの、ほんとに厳格な法律で、
その中に、たとえば後援会連絡所の看板がある。
私はきちんと規定通りの場所を、
市の選管にきちんと届けて、シールも貼っているので、
特に後ろ暗いことはない。
国会議員をはじめ、少々無理がある掲示についても人は人、
真面目にやったら損だ、みたいなことは考えず、
後ろ指差されたくはないもんね、で、やっている。

このたび、おそらく熊本県下一斉にだろうけれど、
どちらかというと不適切な掲示の看板を、
市の選挙管理委員会熊本県警で一緒に見て回るらしい。
選挙区の広さが全然違うのに、
国会議員と市町村議が掲示できる連絡所看板が
同じ枚数というのはおかしいと考えるのならば、
国会で法律を作るのが仕事の人が、
法律を改正すべきことだと思う。