そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

公文書管理法

今日の熊日朝刊に、
平野達男防災担当相が、1月31日の記者会見で
「1995年の阪神大震災や2004年の新潟県中越地震でも
非常災害対策本部の議事録概要や議事録を
作成していなかったことを認めた」
そしてそのことを、
「政府全体として慣習みたいなものがあった」
と言っている。
民主党以前からあったことだから、
そのことで揚げ足を取らないでくれという意味合いもあろう。

阪神大震災中越地震の際の
非常災害対策本部の議事録がないことを
誰も気にしなかったということも
問題だという気もする。
それは議事録があろうがなかろうが、
次の災害対策では活かされる経験もあるし、
同じ過ちを犯すこともあるとの証明とも言えるだろう。

熊日では「政治閉塞」という連載を掲載していて、
ちょうど1月10日分では、
公文書管理法が取り上げられていた。

菅内閣が震災対応に奔走する中、
公文書管理法は昨年4月1日、施行された」

民主党は情報公開に積極的に取り組む姿勢を
示してきた。岡田克也前幹事長は外相当時、
日米両政府間の『核密約』検証を受け、
30年経過した外交文書を原則自動的に公開する
制度を創設した」

しかし現実には
「野田内閣も重要政策決定の場である政府・民主三役会議に
公文書管理や記録のための官僚はいない」

「政治主導をはき違え、重要政策の決定過程を
記録に残さないという悪習が定着しつつある」
とまで共同の記者に書かれる始末。
馬鹿の真似をしていると思ってたら、
ほんとうに頭が悪かったんだねえという感じ。

実は私も、市議会の一般質問で
合志市における公文書管理について聞いたことがあるのだが、
勉強不足で突っ込めていない。
で、そのうち何とかしようの状態である。
公文書管理について、前に進めることをここで約束します。