そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

第20回合志市地域公共交通協議会

全国コミュニティバス・ランキングなるものを
どこかで誰かが風のように実施したなら、
おそらく、なかなかの成績を収めるのではないか。
そう思いたい。

来年度の協議会の見込みでは、
コミュニティバス事業に約3600万円の負担を計上している。
(乗り合いタクシー事業もあるが、ここでは割愛する)
23年度の実績、年間のべ5万人に利用してもらうということは、
大ざっぱに言うと、市民一人ひとりが
必ず1回は、市が運営するバスを使うことである。

3600万円を合志市の人口56,000人で割ると、
一人あたり年間642円の負担ということになる。
一度も乗らなくても、642円分の税金がかかっているという
不公平性の問題が出てくるが、
公共交通機関を使うことで、
二酸化炭素の抑制やエネルギーの効率的利用が図れる
ということでもあるので、炭素税であるという考えも
できないことはないけど、
かなり苦しいこじつけだろう。

56,000人のうち、子どもも赤ちゃんもいるので、
単純に1回100円とは言えないが、
1年に一人8回(4回のお出かけ)乗れば、
4480万円の増収になるということでもある。
実際は乗車定員もあるので、そんなことは不可能なのだが。

要は本当にそれが必要な事業であるかどうか、
その見極めが肝心なのだ。
私の場合、公共交通機関に対する思い入れが強いので、
公平な判断はできないかもしれない。

熊大の溝上章志先生の意見。
合志庁舎、西合志庁舎を結ぶ自転車道という発想は、
特別なものではないが、
まさに思ってもみなかった提案だったので、
それが聞けただけでも、今期最後の協議会の意義があった。