そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ハローマイフレンド

ヴィーブル子ども劇団の第11回公演、
「ハローマイフレンド」を鑑賞に行く。
観客は200人ほどだっただろうか。
あいにくの雨だったけれど、
もうちょっと多くても良かった。
明日もあるので、そっちは超満員になればいいな。

劇のテーマが友だちとの出会いであり、
お互いを思いやる心であること以上に
劇団の子どもたちが活動を通じて積み上げてきたものが、
いかに得難く貴重なものか。
それが見ている子どもたちにどれだけ伝わるか。
観客にも想像力が必要なのだ。

インターネットを題材にしているとはいえ、
その向こうの世界は意外や農耕社会って感じ。
それが面白かった。
「はたらこう」という挿入歌があって、
「オーイヤ オーイ ホーイ
ラ セイヤッサ」というフレーズがとってもいい。
働こうに「オーイヤ」って気が利いてるね。

インターネットガールズの可憐さを見たら、
AKB48がいかに商魂に蝕まれたものか
(ま、そういう成り立ちなんですが)よくわかる。
ピュアって形容詞は
こういうところにしか使えないのではないかと思う。

スペシャルゲスト、バーチャの声役の
田中真弓さんの歌とセリフで、ぐっと完成度が上がった。
ピタリとはまるのはプロだから当然のことだが、
そういうお話を作った制作陣の力だと思う。

ただ争いが終わったことを知らせるために
紙のビラが降ってくるというところは、
もう少し何か工夫が必要だったんじゃないか。
ひとこと申し添えておきます。