そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

安心生活創造事業

合志市御代志市民センター講堂で、
安心生活創造事業講演会
~みんなで支えあうまちづくりをめざして~

さわやか福祉財団理事長の堀田力さんが
「誰もが安心して暮らせる地域社会」という演題で
話をされた。

地域社会は、そこに住む人たちがいろんな工夫をして、
人と人のつながりを作ることで成り立つということ。
そんなこと、わかってます、という人のために
いくつかの具体的な事例があった。
近所に住民の居場所、縁側みたいなものを作る。
コンビニのわきにベンチ一つでもいいではないか。
どうも高齢男性がなかなか出てこない。
そういう人には、子どもを使う。
感じのいいおばあちゃんに協力してもらう。
これをやってくれたら助かるんだけど、という依頼をかける。
自尊心をくすぐるようなのがいい。
それも何となくわかっちゃいる。

人と人のつきあいは、お互い助けられたり助けたり、
双方向のものである。
地域通貨は、気兼ねなく頼めるという意味では
使い勝手がよい。
だが、一方的に払うもらうではなく、
自分が誰かの役に立ちながら、
助けてもらうというのがいいようだ、など。

とにかく前人未到の高齢社会だから、
長生きするって素晴らしいというお手本になるような
そういう社会を作ろう。
早く年を取って認知症になりたいと思わせるような。
以上、堀田先生のお言葉です。

平成21年度に始まった安心生活創造事業
今年度で終了する。
検証と今後については、
市議会の健康福祉常任委員としての仕事だ。