今日の熊日夕刊に
「TPP交渉 年内妥結断念」の記事。
「交渉参加を検討している日本に対し、
協定づくりへの関与の必要性を理由に
早急な決定を求める声が出ているが、
今回の目標断念により、
日本が関与できる余地はなお残された形となった」
年内妥結を断念したことで、
時間的な余裕ができて、日本が関与できる余地が
残されたことはわかるが、
「協定づくりへの関与の必要性を理由に」の部分がわからない。
早急な決定が交渉参加国から求められているのなら、
なんと思いやりのある国々であろう。
日本が協定づくりに関与することが、
必要だということは、
ある程度日本の言い分を聞きますよということだろうか。
わからん。
このエントリーを読んだ人も
わからんと言うと思うけど。
つまり、
協定づくりに参加したかったら、
早く交渉参加を決めろということか。
解説の結びは、
「米政府は日本の譲歩を待つ姿勢を崩さず、
妥結時期の先送りで日本の参加承認に
一段と時間をかける可能性もありそうだ」
ほら、やっぱり譲歩が求められているということか。
でも「関与できる余地はなお残された」と矛盾してないか。
わからん。