そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

週刊朝日どう?STとJP

あの週刊朝日のその後はすこぶる元気がいい。
というか、本質的に変わっていないというか、
橋下大阪市長のクレームに対しては、
謝ったもん勝ちでしょうか。


別に愛読者ではないのだが、
図書館で、爺さんロッカーのツーショットを見つけたので
インタビューを読んでみた。11月16日号である。

日本人は、その昔新しいロックスターを発掘する
国民性を持っていた。
それは男女を問わず、である。
例えば、チープ・トリックとかジャパンとか、
あ、ビジュアル系だからだろう、というなかれ。
いまのところ他には思いつかないが、
日本で売れたことで自信をつけたか、
本国でもっと頑張ってビッグネームになったバンドは多い。

それはそうと、そのツーショットは
アエロスミス、つまりエアロスミス
スティーブン・タイラーとジョー・ぺりーである。
二人とも「日本が好き」だそうである。
つまり日本の女性が好きだということだろう。

 ST「地球上のどこの人たちとも違う。
 日本人は心に響く音楽のすべての音に聴き入る。
 アーティストとして、日本人のそういう姿に泣かされるんだ」

いいこと言うねえ。
たとえそれがリップサービスであっても。

 ST「日本の人たちが最初の頃から、
 どれほど俺たちのことを愛してくれたか」

 JP「それが日本の文化なんだ」

 ST「最初に来日した当時は不思議に思ったよ。
 俺が歌ってることを彼らはどうやって理解してるんだって。
 彼らは感じてたんだ。
 感じることこそ、音楽を聴くときにやるべきことなんだよ」

スティーブンたちの勘違いであってもいいではないか。
このインタビューはくすぐったくなるか、
なに心にもないことを言ってるんだ、と思うかのどちらかだろう。
週刊朝日、本文を読んでみてください。
彼らが歌詞にこだわっていることもわかる。

欧米人はあんぱんが嫌いだと聞いたことがあったが、
彼らはなぜかあんこものが好きだそうだ。
記者がどら焼き(だったと思う。メモしてなかった)を持参。
それに気を良くしてのインタビューだったような気もする。

大音量でロックを聴きたくなる。