11月11日の熊日「射程」では、
野口和紀記者が
「地方公務員に必要な資質」というタイトルで
自治体が職員採用に際して、
点数だけでは測れない資質を重視する例を挙げている。
その中に
財務省は地方側にも国並みに自主的に下げるよう求め、
地方自治体の欠かせない財源である地方交付税を減額する考えだ。
とあり、「財務省は織り込み済みのはずだ」と続けた。
先日の報道ではっきりと出てきたが、
早くからその路線は出ていたのか。
恥ずかしながら知らなかった。
地方公務員は手ごわい国を相手にしないといけない。
地方を担うという使命感こそが基本的な資質であり、
力になることを忘れないでほしい。
そう結ばれたこの記事を読んで、
確かに記事としては、県民に対して訴求力はあると感じる。
しかし、やっぱり新聞記事でしかないなあと思った。
こういう見方がいけないのはわかっている。
そうだ、そうだ。
頑張れ地方公務員と言うべきかもしれない。
でも、その使命感は
住民の、その仕事に対する理解あってのものではないか。
地方公務員の立場にいつも立つという話ではないが、
なんかなーという感じがしてしまう。
目の前にある仕事、業務をこなすだけではなく、
高い理想があってこその使命感である。
それをいかに維持していくか。
議員も同じことだ。