今日の朝日新聞にレイチェル・ワイズのインタビューがあった。
公開中の映画『オズ はじまりの戦い』で
主人公の前に立ちはだかる邪悪な魔女の役だそうだ。
オリジナルの「オズの魔法使」を見たのは5歳の時だ。
「魔女がすごく怖かった」。その魔女を自ら演じている。
「子供は怖い思いをすることも大切。
危険を察知し、強い人間になるために必要です。
おとぎ話に怖い話が多いのはそのためなのでは。
だから私も子供たちの成長に貢献していることになりますね」
さすがにイギリスの女優は言うことが違う。
ケンブリッジ大学で英文学を学んでいたとある。
宮崎駿のファンタジー以外は趣味ではないと。
言うことにそつがない。
現実の怖い思いはトラウマになるかもしれないが、
フィクションであったり、ファンタジーでの経験は貴重だ。
私の場合は、テレビでやってた「恐怖のミイラ」と
ナマハゲである。
なんでナマハゲか分からないが、母の脅し文句であった。
それに生家は質屋をやっていたので、
言うことを聞かないと真っ暗な倉庫に閉じ込められたものだ。
あ、そういう躾けが良かったかどうかは
児童心理学的にどうだったかわからない。