そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

交通基本条例

やさしいまちづくり集団の例会に参加。
熊本市都市建設局交通政策総室から担当者を迎えて、
熊本市公共交通基本条例についての解説。
資料をもとに話されたが、
特に目新しいことはなかった。
メンバーから、公共交通ネットワークの強化について
いくつかの提案があった。
なかなか変えることがむずかしい現状もあるようだが、
市民、利用者の方を向いてやらないといけませんね。
浜線バイパスを走らせる急行バスが
機能強化の目玉の社会実験のようだ。
いい結果が出ればいいが。

路面電車の方には今のところ新しい工夫はないようだが、
現在の運行本数を増やすために
水道町か交通局前で折り返し運転をしたらどうかという
素晴らしいアイデアも出た。
検討してくれるだろうか。
熊本市交通局には、体質的に新奇なことには取り組まない、
という問題点があるようにも聞く。

交通基本条例の第10条には
(市民からの提案等)という項がある。
「市長は、市民からの公共交通の維持及び充実に
関する提案について総合的に検討し、
これを適切に市の施策に反映させるために必要な措置を
講ずるものとする」と明記してあるが、
その提案をどう受け付けるかということは
まだ決まっていないらしい。

公共交通空白地域、不便地域の利便性向上に
主眼が置かれているようである。
それは政令指定都市になるために合併した
周辺の町に対する配慮であり、市の責務であろう。