そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

移転先はラブホテルそば

6月30日の熊日に、
来年4月開園予定の熊本城東保育園の
移転先についての記事があった。
もともと熊本市保健所があった土地なので、
別に問題なさそうだが、
移転先のそばにはラブホテルが数軒あることから、
市議会内や保護者の一部に保育環境への懸念があるのだそうだ。

風営法に基づく県条例では保育所の50~100㍍以内での
ラブホテル営業を禁止。市のラブホテル建築規制条例も
200㍍以内での建築を禁止している」が、
逆に入っていくのだから、法的には問題ないとか。

実は来られて困るのは、ホテル側ではないのかという気もする。
原因と結果みたいなもので、
性的な営みがあって初めて子どもも生まれ、
保育園も必要になるという考え方からすれば、
結婚披露宴式場の隣に葬祭場があるのと、似たようなものではないか。

もちろん、ラブホテル内で、
法的にいかがわしい行為がなされている可能性がないとは言えないが、
それが全面的に認められないという理由にはならない。

ただ一応問題にしておかないと、今後のこともあるので、
という考えも理解できないことはない。
「市は懸念に配慮してホテルの外観などが
園内から見えにくい建物配置とするほか、
園庭の周囲に植栽するとしている」と記事にはあった。

それでいいのではないか。
発達支援施設も併設するということなので、
他を探すとなると、用地の確保が難しそうだ。
待機児童対策が待ったなしであることを考慮しても、
次善の策であったことだろう。

これは熊本市のことなので、私がとやかく言うことではない。
なら、なぜ言及するのかというと、
ラヴ&ピースの問題だからである。
文化と、教育と、また人類の課題にもつながるからだ。
殺し合うより、愛し合おう!
文学的にはそういうものなのだと私は思う。