そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

米中接近について

7月12日の熊日に、
「中国シェール 米が協力~戦略・経済対話で合意」の記事。

米中両政府は「ワシントンで開催中の戦略・経済対話で、
初のエネルギー安全保障に関する作業部会を開き、
中国での新型天然ガスシェールガス』開発で
米国が技術協力を拡大することで合意した」
中国当局者が明らかにした。

エネルギーの安定供給に向けた協力関係の構築で
一致したこと、全面的に米国の力を借りるようだ。
これって、すごいことではないか。
少なくとも中国が日本に対して見せる態度ではない。
わが政府が、集団的自衛権云々など言ってるうちに、
その集団から外れてしまっていたということにもなりかねない。
そんな危惧をクールな官僚の皆さんはお持ちだと思う。

また「自由で公正な貿易と投資を確保する投資協定の早期締結が
必要との認識で一致したもよう」で
米政府高官は「直面する課題だけでなく、
二大経済大国が果たすべき責務を率直に協議した」と説明した。
これは「中国が検討している環太平洋連携協定(TPP)参加への
布石となるとの見方」もあるとのこと。

中国と米国の接近は、米中双方の利益であることを
日本人は忘れたらいけません。