今朝の熊日に「オメガ3」活用で連携の記事があった。
「九州7県の産学官ネットワーク『九州地域バイオクラスター推進協議会』
(会長・小野友道熊本保健科学大学長)は10日東京で、
フランスの食品関連2団体と、中性脂肪低下など
健康増進への効果が注目されている機能性成分『オメガ3』を
活用するブランド食品の開発などで連携する覚書を締結した」
とのことである。
荒木義行合志市長が、今月フランス大使館に出向くことは、
先月の議会開会中に明らかにされていたので、
昨日の上京の一つの目的であったことだろう。
じきに市のホームページにその写真がアップされることと思うが、
何のために、合志市にとってどういう意味があるのかを
その記事にしっかり書き込むべきである。
小学生の夏休みの絵日記ではないのだから。
来月の協議会ビジネスミッションのメンバーとして、
合志市からも参加するように補正予算に組み込んでいる。
終了後は、報告会をするぐらいの意気込みを期待する。
先日、映画『モンサントの不思議な食べもの』を見たが、
これを制作したのは、フランスのテレビ局である。
モンサントの農業における世界戦略が、
EUやフランスを脅かしつつある危機感が感じられた。
それは日本においても共通である。
TPP妥結後、農業や食糧をめぐる国際的な勢力図は
大きく変わると思われる。
フランス側にとっても、EU以外の国とのパイプは重要さを増す。
日本は、TPPとEU、それぞれとバランスよく
飲み込まれないように、付き合わなくてはならないだろう。