3月29日 土曜日
菊池恵楓園ボランティアガイド交流会。
2カ月に1回、ガイドが集まり、
ガイドしているときに感じた問題点や反省などを
お互いに出し合う会議、のようなもの。
そんなに堅苦しくはない。
今日の交流会で出た意見で、
実に興味深かったのは、
講演や、園に来る人たちがまず知りたいのは、
ハンセン病の差別や隔離の歴史などではなく、
ハンセン病はうつるのか、罹ったら治るのか、
病気としての側面ではないのか、というもの。
なるほど、癌や認知症といった病気と違うことは、
後遺症などで認識されているかもしれないが、
隔離されていたことによる「怖さ」以上の知識は、
ほとんど持っていない。
それを分かった上で、順を追って語っていくべきなのだろう。