片付けものをしていて出てきたパンフ。
当時は、本当のすごさとか良さが
分かっていなかったと思う。
設置されたときは、パンフの写真にあるように
水が張ってあって、バックには水車もあった。
水遊び中の事故を恐れるあまり、
水は抜かれ、朽ちた水車も撤去された。
かように芸術に対する無理解は蔓延するが、
安心安全の声には負ける。
おとなになれない社会の一面である。
それでも、この宇宙からいもが長く残ることを願う。
この写真を撮ったとき、
ちょうどオークスプラザは改修工事中だった。
それも記録されよう。
島田さんは、造形作家と名乗っていたが、
それは自分の造語だと言ってました。
また、ヨーロッパとかでは、
自分のアトリエが阿蘇のふもとにあると説明すると聞いた。
確かに海外に出たら、外輪山の内と外って、
同じ庭のこっちと向こうみたいなものだと
世界観が変わった思いがしたものです。