そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

鹿北弁ルポ

山鹿市鹿北総合支所職員の北原チヅさんを
知っている人は、そう多くはないだろう。
今年の冬、熊日夕刊の「きょうの発言」に
連載があったので、読んだ方もいるかもしれない。

彼女は合併前の旧鹿北町で広報誌担当として、
確か町の広報誌をコンクールの最優秀賞受賞に導いたと記憶する。
彼女の「きょうの発言」に刺激されて、
私もfacebook上で「合志写真部」というのを始めた。

2月19日付の「鹿北弁ルポ」では、
当時「あぁ、愛しの鹿北弁」というコーナーを作った話だ。

「全32回、いろいろな場面とともに鹿北地域で使われていた方言を
活字に残すことができた。
鹿北地域には、歴史ある神社仏閣、石橋、鹿北茶山唄など、
文化が今なお残っている。方言も立派な文化だ。
そんな文化や人と正面で向き合って仕事をしていきたいと思う」

こんな職員さんがいる自治体は幸福である。
ネットで検索しても出てこないが、
山鹿市の図書館に行けば、旧鹿北町の広報誌が読めるのだろうか。
武雄市立図書館の除籍リストの中身がひどいと
一部で話題になっているが、
地元の住民が常に意識していないといけないことだ。
もちろん、それらに価値を見出す素養をつける教育が必要なことは
言うまでもない。