そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

危機にあえぐ社民党

雨の中を歩いて帰る途中、泉ヶ丘市民センター図書館に立ち寄り、
今朝の毎日新聞を読む。
1面から4面にとぶ「Sストーリー」という特集で
社民党のこれまで、これからについての記事があった。
見出しには「危機にあえぐ社民党」「立ちすくむ護憲の党」の文字。

その中で、辻本清美さんのコメントがよかった。
「反対を言い続ける社民党は大事なんです。
私もね、野党の女王を目指して、国会で徹底的批判勢力で
やっていた方がよかったかなあ、って思うこともある。
でもそれじゃあ世の中、変えられない。
問題提起して終わりだな、って思い返すんです。
政治って『悪さ比べ』なんですよ。
より悪くない方を選択しながら、自分の思いを達成していく」

何をやってるんだ、国会議員!とか思う人は多いだろう。
その待遇に甘んじて、次の選挙のことばかり考えてしまうのも、
人間だものと思わないではないが、本気で仕事をやろうとすると、
自分の主義主張を曲げざるを得ないことも
少なくはないだろう。
常に正しい判断が求められるが、
その正しさに絶対値がないのが、この世界の成り立ちである。
あちらを立てれば、こちらは沈む。
そもそもその支点となる場所さえ、動く。

何をやってるんだ、市議会議員!
そう思われていることは百も承知しています。
ただ、できれば具体的に意見してほしいです。