西合志南中学校吹奏楽部第22回定期演奏会。
合志市総合センター ヴィーブル文化会館で。
やはり中学生である。
小学生と比べてはいけないが、
児童の懸命さとはまた違った達成度が感じられる。
体力も精神力も練習の積み重ねだけでなく、
成長するものなのだ。
それこそ、教育の力というものだろう。
最初から、聞いていて安心感がある。
高校生ぐらいになると、また違うのだろうが、
逆に中学生のいましか出せない魅力もあるはずだ。
3年生コーナーでは、
指揮者もなく、全部自分たちで仕切って、
パートや自己紹介など、ああいいなあと思わずに入られなかった。
途中退席したが、
おそらく第3部の演奏は彼らなりの円熟が聞けたことだろう。
教育という言葉には、どうしてもある種の色がつきがちであるが、
今日みたいな演奏会に接すると、
教え育てることの意義と、
それに導かれる生徒たちの成長を実感するのだった。