そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

社会を明るくする青少年教育特別講演会

10月24日 木曜日

まず、今年の合志市社会を明るくする運動の締めに、
作文コンテストの表彰式と作品発表があった。
それだけのために、人を集めるのは至難の業というか、
今でも行事が多いと言われ、そのほとんどに動員と呼ばれる
客集めが行われるので、その負担が大きいという意見が多い。

そこで、そもそも論を始めると長くなるが、
子どもたちの健やかな成長を願う団体がいくつもあって、
昔からそれぞれに活動をしてきて、それを統合整理するのは
なかなか簡単に行かないということなのだろう。

社会を明るくする運動自体の歴史はその中でも古く、
私が小学生のときに、既に作文を書かされた記憶がある。
その当時のこと、喜んでそれを書いてはいない。
私も保護司になって4年になるが、
作文の発表会は初めてなので、
今回はいわゆる行事の統廃合ではない。
ただ、今年はそれができたことはよかったかなと思う。
近隣の市町は、この略して社名運動推進大会を
かなり力を入れたイベントとして毎年やっている。
惰性となってはいけないが、
「犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ」を
住民共通の認識とすることは大事なことだ。

表彰式のあと、
トリノバンクーバーのオリンピックに2大会連続出場した
合志市出身のスピードスケート代表選手、藤本貴大さんの講演会。
正直、どんな話を聞かせてくれるのか、期待はしていなかったが、
これが思いもよらず素晴らしいものだった。
講演に慣れているいるわけではないだろうけれど、
天性の素質があるのではないか。
まだ粗いが磨く価値のある話術を持っていると思う。
ご両親の教育も良かったのだろう。
素直さと伸びやかさが自然に感じられる。
あの若さが実にうらやましい。

思えば4年前、合志市民栄誉賞の表彰式に私は行き、
議員として初めての名刺を差し出した。
彼は覚えていなかったと思うが、
あとでプロフィールを見たら、
誕生日が3月13日で、私と1日しか違わなかった。
そのことを話せばよかったな。