そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

風の便り異聞

活動報告を配っていたら、
「風の便り」というネーミングがよくないと言われました。
ああ、気にかけてくれているのかと有り難いことでしたが、
確かに力強さが足りないことは本人もよく分かっているのです。
政治家に「シャレ」は不要なのです。
シャレなんか言ってるうちは、アマちゃんです、政治家としては。
昨日のことでした。

さて、今日も短時間ですが、風の便りを配っておりました。
今号までは、印刷済みなので、風の便りです。
すると、さきほど近くで見かけた老婦人が、
とある家の外構の石の上に腰かけていらっしゃいます。
認知症サポーター講座を受けているので、
念のため、声をかけておこうかなと、
お隣に座って話しかけました。
同じことを何度も繰り返して言われるので、
おそらく間違いない。ここは警察の方に引き継ごうと、
それとなく、その場から離れて交番に電話しました。

講習で学んだことはほとんど覚えていません。
ただ一つ、後ろからではなく、横に並んで声をかける。
それだけを今回も実践しました。
今回も。そうです、二度目なんです。
理想的な対応だったかどうかは分かりませんが、
義を見てせざるは勇無きなり、です。
勇なんてどうでもいいのですが、見て見ぬふりはできません。

ところで、防災訓練では、心臓マッサージとAEDの使い方を
消防隊員から、実地で指導してもらいます。
そのためのダミーもいまや何体もあります。
心臓マッサージの仕方を、私、ほめられたことがあります。
それは、まず頭の中で、ビージーズの「ステイン・アライブ」を
思い浮かべることです。それでテンポキープができます。
これは、以前このブログに書いたことがありますが、
あとスマップの「世界に一つだけの花」でもよいとか。
1分間に、105回だったか110回だったかのBPMです。

しかし、その場に居合わせたとき、
私はそれができるだろうか。尻込みしそうです。
正直、怖い。電話を掛ける役でいいです。
何がいちばん不安かというと、「大丈夫ですか」と
声を掛けて、心臓マッサージを施すかどうかの判断が、怖い。
その場に居合わせたら、
絶対何とかする、しなくちゃいかんとは思いますが、
できるなら、遭遇したくないものだというのが正直な気持ちです。

それはそうと、交番に電話して、
現在位置を教えるのに、公共の建物とかが通じない。
「泉ヶ丘市民センター」が、合志菊陽交番に通じない。
これは困ったことです。
日頃から、有意義なパトロールを実践して、せめて
せめて地理には通じていただきたいものです。