そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

研究発表会

合志中学校で、学力充実研究推進校としての
研究発表会に参加した。
研究主題は「よく律し、よく学び、よく助け合う生徒の育成
~合志中学力充実プロジェクトの実践を通して~」である。

まず、生徒集会の実演。というか、
いつもの生徒集会を公開したというもの。

体育館への無言入場、無言退場と聞けば、
何かそこまでやるか的な異常さを感じるが、
実際には、無駄口叩かずに入れよ、という指導が、
日常的になっているということ。
掃除の時間も「無言掃除」となっている。
言葉にすれば変だが、収拾がつかないよりもいいだろう。
これを管理と言うならば、生徒たちの自己管理の成果であると。

体育館での正座とイスラム教の礼拝のようなお辞儀にも驚く。
正座はときどき足を崩してくださいの号令があり楽になる。
退場時には、全校生徒が黙想(こうべを垂れない黙とうみたいな)。
3クラスずつ、整然と出ていく(目を開けて)。

これを以って、画一的だと指摘する人がいるかもしれない。
しかし、それなら荒れない中学校をどうやって作るか、
別の方法を実践してみればいいでしょう、という
一つの方法論ではあるのだ。

校長は、この生徒たちが成人式のとき、どういうふうに集まるのか、
また親になったときどうなっているか(もちろんいい意味で)
楽しみだというようなことを挨拶で述べた。

そのあと、公開授業で英語のクラスを参観した。
いまはこういう授業のやり方なのか、ということがわかった。