そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

桑田圭祐君のこと

昨年の大みそかの紅白歌合戦での
サザン・オールスターズの歌がツイッターなどで話題になっている。
安倍政権を批判した(茶化した)内容だったとか、
ヒトラーのちょび髭をつけていた、だとか。
私は残念ながら、今年はほとんど見ていないので、
何とも言いようがないが、桑田君の諧謔性は、
いまに始まったことではないので、
エキセントリックだったり、泥臭かったりしても
同世代として、音楽の底にある考えには
インタビュー等を読んだときに共鳴するものがあった。

それはさておき、
セックス・ピストルズの日本での発売元が、
日本コロンビアから東芝EMIに変更になったのは、
コロンビアの親会社が、
ちょうどイギリスにプラントを輸出する計画があった日立で、
それでコロンビアから出すのは都合が悪いということになった、
という記事を読んだ記憶があったので、
ウィキペディアで、セックス・ピストルズを検索したが、
ストレートな記述はなく、次に
日本コロンビアを見てみると、
これが歴史の古いレコード会社なので、
その変遷が非常に面白い、いや実に興味深い。→リンク

サディスティック・ミカ・バンドの元ベーシスト、ジャック松村さんが、
一時期、CEOをやっていたとのこと。
早逝した(2002年没)ことは知っていたが、
プロデューサーとして成功していたことは知らなかった。
ミカ・バンドの2回目の再結成は、
木村カエラがヴォーカルだからだと思っていたが、
その前から何か因縁めいたものがあったのだ。

ジャックさんのベース時代に、
私はミカ・バンドのライヴを確か4回、5回見ている。
アルバム『ホット・メニュー』録音時に、プロデューサー
クリス・トーマスが彼のことを気に入らず、首になったという話を
どこかで読んだことがあった。
今となっては、どうでもいいことのようなものだが、
ファンというものは、そういうことをなかなか忘れられない。
しかし、その真実を確認することもまたできない。

というようなことを考えさせてくれた、
桑田圭祐君の話題であった。
サザンの新作が3月にリリースされる予定だが、
そのためか、アミューズの株価が昨日上昇していた。