そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

Music Unlimited

Music Unlimited というソニー・エンタテインメントの
音楽ストリーミングサービスが、突如この3月で終了する。
私が利用し始めて、約1年半ぐらいだろうか。
最初月額1500円ぐらいだったのが、月額980円になったころ、
1ヵ月無料だったこともあり試してみた。
使う前の1ヵ月980円は、もったいない気がしたが、
継続的に口座から振替されることにはすぐに慣れる。
1日30円と考えれば、その膨大なライブラリーは魅力だ。

最初にうれしい驚きをくれたのは、
オリジナル・サヴァンナ・バンドのアルバムである。
CDを探すのも苦労しそうなのに、
何と3枚も収録されていた。
(試しにいま検索すると、CDがアマゾンにわりと安く出ていた)
そればかりではなく、
たとえばエルトン・ジョンのほぼ完璧なコレクション。
新譜が出たら、すぐに収録。申し訳ないぐらいだ。
 
そういう事例を数え始めるとキリがない。
ただシステムの脆弱さはいかんともしがたく、
ま、気長に付き合っていくかと思っていたところ、
Spotify という類似サービスとの統合が発表された。
それも、プレイステーション
そのサービスを取り入れるというもの。

昨年暮れ、全世界的に、プレステの接続不具合があり、
Music Unlimited もその影響のようなものを受けていたが、
いまとなっては、それはサイバーテロの類ではなく、
システム統合に向けての準備の一環だったのではないか
とすら思えてくる。
SMEの最大の欠点は、不具合等の告知が遅い、
というよりか放置に近いところである。
それを恥じていないという企業体質がある。
それはそうと、そのプレイステーションミュージック、
日本ではどうなるか、まだ正式に決まっていないという。
せっかく作り上げたプレイリストも、きれいになくなる。
やはり本当に大事なものは人任せにせず、
CDみたいなメディアで、残しておくべきかと。