そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

VMSO

朝から、菊池地区更生保護だより第5号の
担当分の記事をリライト。

午後3時から、泉ヶ丘公民館図書室の当番。


『本で人をつなぐ マイクロライブラリーのつくりかた』
磯井純充著 学芸出版社刊

これを図書館で借りて読んでいたので、
もうすっかりマイクロライブラリアンになりきっている。

先日紹介した『未来の図書館、はじめませんか?』は、
まだ途中までしか読んでいなかったので、
当番のときに少し読み進めた。

第6章「さあ、図書館をつくろう」では、
図書館を計画するときは、
まちの総合計画をしっかり読み込めと書いてある。
そのまちの現状分析がきちんと明文化されているからだ。
その上で、「図書館がつくられることで、市民はどんな恩恵を受け、
どのような課題が解決されうるのか」を
図書館の基本構想に織り込むことが必要不可欠だという。

著者は、「Yahoo!知恵袋」の立ち上げに関わった人であり、
そこでは「サービスを企画するうえでは「VMSO」を考えろ」
という経営的発想があるそうだ。

V・・・ビジョン:実現すべき未来
M・・・ミッション:使命。ビジョンを達成するためには、
どんな使命を果たすべきか。
S・・・ストラテジー:使命を遂行するためには、
どんな戦略が必要か。
O・・・オブジェクト:評価指標を定めること。

そんなことは分かりきっていると言われそうだが、
少なくとも、図書館については旧態依然の部分が大きい。
言うならば、特殊な世界であるとも言える。
しかし、少子高齢化はこの生涯学習施設にも
大胆な路線転換を迫らないとも限らない。

16日(月)定例会の最終日、追加議案として上がってきた
一般会計補正予算の地方創生関連分に対して
質疑を予定している。以下に質問事項を掲げる。

・クリエーター創業支援業務委託に関して、
プロジェクト概要によると、若者雇用・創業対策の支援を
継続的(5ヶ年)に実施していくとなっているが、
平成28年以降の財源はどうするのか。

・合志ブランド認証品通販サイト構築事業補助金に関して、
通販サイトの構築は、商工振興課が主体となって行なうのか、
サイト開設記念の割引実施はいつまでの予定か。
また、重要業績評価指標(KPI)の、
サイトアクセス数、ブランド認証品販売額増加に、
数値目標は設けないのか。
さらに、他の事業にも共通するが、
このKPIが事業の検証結果として、
国に報告すべきものになるのか。


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