そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

パーソントリップ

7月24日 金曜日

くまもとパレアにて、くまもとLRT市民研究会の学習会。
熊本都市圏の交通の現状と今後の取り組みの方向性として、
熊本県都市計画課から、平成24年度に行われた
パーソントリップ調査についての報告があった。

今年度中には、交通マスタープランが策定されるとのこと。
調査結果の分析はむずかしい。
それを施策に生かすのはさらにむずかしい。
理想と現実があり、利害関係が入り組むなか、
合意形成はさらにさらにむずかしい。

このパーソントリップ調査が行われたときには
その結果を楽しみにしていたのだが、
待っているうちにすっかり忘れて興味もなくしていた。
調査の詳細な報告の前に、なんらかの情報を出すなりして、
住民の関心を引き付けておくことは大事なことだと思う。

通勤・通学流動における[通勤]で、
合志市から熊本市へのトリップ(移動)の8600に対して、
熊本市から合志市へのトリップが7400。
50:50とは言わないが、これはほぼ予想通り。
これが知りたかった。
大津町から熊本市は2200、熊本市から大津町は4400。
この差は意外に大きいが、大津町への通勤が多いというのが、
新しい発見。町内で働いている人も多いということか。
菊陽町から熊本市は5300、熊本市から菊陽町は5200。
これはわかるような気がする。
ではなぜ、合志市の移動量
が大きいのか。
これは単純に人口比ではないだろうか。