12月6日(日)
西合志庁舎3階大会議室で、
(仮称)御代志駅周辺地区開発に伴う住民説明会が開かれた。
該当予定地域の地権者の市民が集まっていたようだが、
私たちは、総務常任委員会委員として参加した。
これまでも全員協議会などで出てきていた話であるが、
住民に明らかにされたのは今回が初めてのようだ。
出席者の意見に、
「商業地域だけを目指すのは時代遅れではないか」
というものがあった。
いや、そうではないという考えの人もいるかもしれない。
また、50年以上住み続けて、いまの地に愛着があるという意見も。
これについても、自分の子や孫に価値のある地域であってほしい、
そう願う人もいるかもしれない。
「合志市にはいくつもの顔がある」というのが私のコンセプトなので、
御代志駅前を「合志市の顔」にするという
考えには賛同できない。
「公共交通ネットワークでつながった
階層型多極集中拠点による都市構造」を目指すのなら尚のことである。
合志市だけではなく、近隣市町との商業圏を想定すべきだと思う。
また、菊池恵楓園の将来構想の最も大事な部分は、
わが国の負の歴史に真摯に向かうことであり、
その広大な土地の利用は、歴史をどう学び受け継いでいくか、
それ抜きでは考えられない。
二度と同じ過ちを犯さないためにこそ、
歴史を学び続けなければいけないと
いまのところ、人権問題はそう捉えられている。
市としては、地区計画の実現に向けて
現況測量と併せて、アンケート調査などを続けていく方針である。