そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

マイナンバーは1人1戸籍をめざす

今日の熊日夕刊に法政大総長 田中優子さんの「現論」
見出しは「伝統ではない夫婦同姓」「戸籍制度撤廃も議論を」だ。

痛快なのは、
安倍政権の掲げる「1億総活躍社会」が戦時中の国民総動員体制と
違うというのなら、「1億『個』活躍社会」を目指さなければならない。
すべての個人が主役となるためにすべきことは二つある。
一つは選択的夫婦別姓を、どのような方法であろうと導入することである。
もう一つは、戸籍をマイナンバー制度に吸収し、
将来的に戸籍制度を撤廃することである」である。

「一億総活躍社会」を思いついた人たちは、
おそらく苦し紛れだったのだろう。
それでなければ、もっと上手な説明ができたのではないか。
説明責任を果たすための後付けがうまくできていないようだ。