そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

具体例で考える地方議会改革

1月8日(金)

午前中の臨時会に続き、
午後は熊本ホテルキャッスルで、熊本県市議会議員研修会。
講師は、慶応大教授の片山善博氏。
氏の講演は、確か3回目。
最初の図書館の話が強烈に印象に残っている。

今回は、まさに「具体例で考える地方議会改革」
国会の公聴会の話に始まり、米国議会の実際など、
真似だと言われようが、進むべき道を示してくれたと思う。
自治体予算については、決定権は議会にあり、
言うなら最終的な製造責任を取るのは議会である、と。

予算の編成過程から公開すべきであり、
途中で市民の意見を聞くべきである。
首長に権限が集中している現状では、
偏見や思い込みがあり限界がある。
世の中の多様な意見を吸い上げるために、
複数の議員からなる議会の存在がある。
そういう内容だった。

市民の声を広く聴くとは言いながらも、
すべての市民が満足する答えはないことから、
議員は嫌われるために報酬をもらっている、
ということも言えるのだなとしみじみ感じた。