そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

出前講座

2月20日(土)

大津町の町民交流施設(オークスプラザ)で、
『出張!なんでも財政出前講座&SIM2030 in 大津』が開催された。
福岡市財政局財政部財政調整課長の今村寛さんによる
出前講座と、シミュレーションゲームによる自治体財政の勉強会。
九州だけでなく、遠くは静岡や大阪からも参加があった。
ほんとに熱心だなと感心、いや感服する。

少子高齢化が進む日本で、大きな経済成長も望めないいま、
財政を考えるときにはまず「お金がない」ことが前提になる。
SIM2030では、毎年ほぼ3億以上削減するか、公債発行かしかない。
その過程で、ゲーム上の架空の市の将来像を描き、
どういうまちづくりを進めていくか、
6人の部長による政策推進本部会議(仮称)で話し合う。
2015年から、5年刻みで2030年まで、
あっという間に予定された時間が来てしまう。
現実に期限付きの仕事をやっているわけだから、
限られた時間の中で、どれだけ「ビルド」な選択をするか。
あと、メンバーがいかに設定キャラを演じながら、
コミュニケーションをうまく図っていくか。

このゲームに参加するのは3回目だけれど、
当然設定も同じではなく、メンバーも変わるので、
毎回、悩ましく知恵をしぼることは変わらない。

参加者は自治体職員が多かったようだが、
この講座とゲームは、何かを変えるきっかけになるだろう。