そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

よき流れはジェットストリーム

今日も公開討論会政策アンケートから。
幸山政史さんは、この4年間の熊本県政をこう評価する。

少子高齢化や人口減少、地域間格差の拡大をどう乗り越えるか、
そして熊本県では公式確認から60年目を迎えた水俣病問題、
川辺川ダムの建設中止後の治水利水対策と地域振興など
困難な課題も山積しています。
それを「よき流れ」と言い切ってしまうことは、
様々な問題を抱えた人々や地域からすれば自分たちは置き去りにされている
という気持ちを抱かせるものになりかねえません。
実際に県内各地を歩き回ってもそう感じました。
「よき流れ」という言葉、認識こそが今の県政の重大な問題だと思います」

「まさに」という言葉は、安倍首相が国会答弁で常用するので、
あまり使いたくはないのだが、まさに
幸山さんが「よき流れ」について指摘したことは正しい。

誰が考えたコピーか知らないが、
過去の実績にあぐらをかいていると捉えることが自然である。
アメリカの大統領予備選挙を引き合いに出せば、
彼の国であれば、「よき流れ」なんか、
まだまだ謙虚すぎるぐらいだと思う。
しかし、今の流れを「よい」と自己評価した以上に、
もっと違う新しい何かが打ち出されないといけないのだ。
それを幸山氏が、見せてくれているかというと、
まだそこまで行っていないと私は思う。
もう少し、政策について研究してみたい。