そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

民主主義とは簡単に言うと

3館体制の合志市図書館で現在唯一開いている
西合志図書館に借りてた本を返却に行った。

図書館に行って最初に執り行う儀式は、
新着図書のコーナーの前に立つことだ。
新刊には、それまでの知が弁証法的に含まれていると
考えているからである。偉そうに言うことではないが。
今日はそこに、小林よしのりの『民主主義という病い』幻冬舎
を見つけて、つい立ち読みし始めてしまったが、
面白いので、閲覧席について途中まで読んだ。

ゴーマニズム宣言のシリーズは、めんどくさいので
ちゃんと読んだことがなかったが、
思想的に意外と自分に近いのかもしれないと思う。

ただ、安直に分類して、この本は学習漫画だなと思った。
しっかり勉強して描かれているので、
歴史や政治について、本当に分かりやすくてためになる。
著者が「ごーまんかまして」も、
それは個人的な気づきを読者に表明しているだけなので、
影響を受ける人はいても、それが世の中を変えるには、
まだまだ時間と月日が必要だろう。

でも、私は学習漫画としてこの『ゴーマニズム宣言SPECIAL
民主主義という病い』を評価します。
書店で買う人は多いと思うので、矯味を持った方は、
私が返却した後、西合志図書館で借りてみてください。