そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

家売るオンナ・あとがき

テレビドラマ「家売るオンナ」が終わった。
最後まで、テンションを落とさず駆け抜けるというのは、
たった10回連続でも相当むずかしい。
私みたいなドラマ好きでも、7回目ぐらいで飽きてくる。
その上、記憶力が悪いので、次のシーズンになると、
その前のドラマのことはよく思い出せない。
類型的なキャラクターに、
演じるタレント(役者とはまでは言えない)が血を通わせていた。
脚本の良さ(大石静)は言うまでもないが、
演出も秀でていたのかもしれない。
アンドロイドみたいな三軒家チーフ=北川景子だったが、
表情を見ていると、意外や感情が入っているときもあった。
幸運なドラマには、いろんな要素が過不足なく含まれる。
今後、郷ひろみが「Go!」って言っても、
「家売るオンナ」のパロディにしか思えないだろう。

ところで、私の生家のそばに「三軒家」と呼ばれる場所があった。
特定の家を指していたのかどうかわからないが、
遊びに行くとき、三軒家に行ってくると言って、
それで母や祖母にも通じて、安全なテリトリーとされていた、
何となくあの辺という一帯だった。
饅頭屋と八百屋があった記憶がある。
多分、全国に多くの三軒家があったことだと思う。