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そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

火花

Netflixが制作したドラマ「火花」をNHKで放送していた。
たまたま第1回を見てしまい、その世界に惹き込まれたので、
録画していて(あの時間帯は絶対途中で寝てしまう)、
少しずつ消化していたのだが、第8回が抜けていた。

見ていて辛くなるドラマはなるべく見たくない。
だが本当によくできたドラマや映画は、
その辛さがゆえに生きていることの実感をくれる。
第9回まで進み、主人公のコンビが解消することに。
原作が芥川賞を受賞したことの必然をドラマで知る。

自分の青春の若さと馬鹿さの空回りを、
時代は違っていても思い出させてくれて、
その喪失感に打ちのめされる。
人生について考える。
笑いのためには破滅すら厭わないなんてことも
あるのか、と思わされた神谷が
第9回でなんかまともになっている。
はぐらかされたような、でもほっとするような。
「まとも」ってなんだろう。
飯を食うためのお笑いであり、芸であることも
芯のところではしっかり捉えているドラマ。

原作も読まないとあかんなと思わせる。
それってドラマとして凄いことなのではないか。