そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

風土や農耕文化は輸入できない

9月22日付全国農業新聞の「農人伝」は、
都市農業のあり方を確立として大阪府枚方市
野島五兵衛さん(野の字は外字)。

都市計画法で市街化区域と調整区域が指定された
1968(昭和43)年に学生だった野島さんは、
農業経営学を学ぶ中で考えたそうです。
「大規模効率化とは違う農業の可能性はどこにあるのか。
そもそも農業の価値とは何か。
農耕から産業化した農業の歴史をたどるところから
考え悩みました」

「結論は『モノは輸入できても
土地固有の風土や農耕文化は輸入できない』
という歴史的事実です」

確かにそうなんだけど、
農業を産業という括りで見れば、
すべてがその事実認識で解決できるわけではありません。